15日の精霊流しで交通規制 長崎電気軌道も一部運休

 長崎県警は15日、伝統行事「精霊流し」に伴い、県内5市の一部で交通規制を実施する。このうち、精霊船が例年、最も多い長崎市では、中心部で車両と歩行者の通行が午後6時から行事終了まで禁止される。

長崎市以外では、
  ▽佐世保市=車両通行禁止を同7時~10時(一部は同3時からと同6時から)
  ▽諫早市=車両通行禁止を同7時~9時
  ▽大村市=一方通行を同6時~9時
  ▽島原市=車両通行禁止(一部は大型と中型を除く)を同7時~10時
でそれぞれ予定している。

 長崎市では、長崎電気軌道も同5時ごろ以降、1号系統の新地中華街-崇福寺間、4号系統の全区間を運休する。

 長崎県警交通規制課によると、県内では13日現在、道路使用許可の届け出が必要な全長2メートル以上の精霊船だけで826隻(昨年比101隻減)が予定。このうち、最も多い長崎市では427隻(同67隻減)となっている。

長崎市中心部の主な車両通行禁止区間は次の通り。
  ▽崇福寺入口交差点-観光通り-中央橋-旧県庁前-夢彩都前
  ▽長崎駅南口交差点-五島町交差点-玉江橋交差点(一部区間、路線バスを除く)
  ▽馬町交差点-桜町小前-興善町交差点-テレビ長崎前-県警本部前交差点
  ▽玉江橋交差点-夢彩都前-県警本部前交差点-流し場付近道路(一部区間を除く)

交通規制区間(長崎警察署)

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