西武6点差逆転、森の今季3度目サヨナラ打に山川が“激走”生還 打線は豪快3発

延長10回、気迫の走塁で生還する西武・山川穂高【写真:荒川祐史】

気迫のヘッドスライディング2連発からサヨナラ、新助っ人マーティンが来日初勝利

■西武 7-6 オリックス(14日・メットライフ)

 西武は14日、本拠地オリックス戦で6点差をひっくり返し、7-6でサヨナラ勝ちした。初回に先発・多和田が6失点も、3本塁打などで同点に追いつくと、延長10回に森がサヨナラ打。山川が一塁から激走して生還した。

 多和田は初回、自らの暴投や味方の失策も絡み、一挙6失点。しかし、その後はほぼ完璧な投球を見せる。

 すると西武打線は外崎、メヒアのソロ、山川のリーグ独走32号2ランで6回までに4点を奪取。8回には森、中村のタイムリーでついに同点に追いついた。

 そして、延長10回には浅村が三ゴロも、一塁にヘッドスライディング。一塁手の白崎が捕球ミスで落として出塁すると、山川は三ゴロに倒れるも、こちらも併殺阻止のため一塁ヘッドスライディング。なんとか一塁に残る。そして、続く森が左中間へツーベース。山川が一塁から激走して一気に生還し、サヨナラ勝ちをもぎ取った。10回の1イニングを無失点に抑えた新助っ人マーティンが来日初勝利を挙げた。

 10回の1イニングを無失点に抑えた新助っ人マーティンが来日初勝利。2位日本ハムがロッテに敗れたため、ゲーム差は「6.0」に広がった。(Full-Count編集部)

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