2位ブリュワーズが首位カブスに完勝 2ゲーム差に迫る

【ブリュワーズ7-0カブス】@リグリー・フィールド

首位カブスと2位ブリュワーズによるナ・リーグ中部地区首位攻防2連戦の初戦は、投打がガッチリと噛み合ったブリュワーズが7対0で完勝。カブスとのゲーム差を2に縮めることに成功した。初回にロレンゾ・ケインの9号先頭打者アーチとライアン・ブラウンの13号2ランで3点を先制したブリュワーズは、その後も一発攻勢。3回表にブラウンが2打席連発となる14号2ランを放つと、6回表にはエリック・クラッツの4号ソロでリードを6点に広げた。クラッツは8回表にもタイムリー二塁打を放ち、2本塁打のブラウンとともに打線を牽引。ブリュワーズ先発のヨーリス・チャシーンは7回10奪三振無失点の快投を見せ、今季12勝目(4敗)をマークした。

4番に相応しい活躍でチームの勝利に大きく貢献したブラウンは「今日は絶対に勝たなくてはならない試合だった」と試合を振り返った。「地区優勝争いに残るためには、少なくとも2試合のうち1試合、できれば2試合とも勝つ必要があると思っていた。カブスはとても良いチームだから(連敗して)5ゲーム差になるのは避けたかったからね」とブラウン。この日はブリュワーズに対して通算7先発で防御率0.92という素晴らしい成績を残していた難敵ホゼ・キンターナに3本塁打を浴びせるなど、本塁打攻勢でカブス投手陣を攻略した。なお、ブリュワーズはカブスに対して3試合連続で完封勝利。これは球団史上初の快挙である。

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