「西海市戦争と原爆展」が１１日、同市内であり、核兵器廃絶を訴える高校生１万人署名活動実行委の報告やパネル展示を通じて、市民ら約６０人が平和について考えた。
市や県の職員、教職員の労組でつくる実行委（生越（おごし）義幸会長）が毎年開き、１４回目。
高校生１万人署名活動実行委の森ひばりさん（１６）＝純心女子高２年＝と平古場有紀さん＝県立長崎工業高３年＝（１７）が、署名や被災地支援の募金、国際交流などの活動を紹介。第２１代高校生平和大使で、スイス・ジュネーブの国連欧州本部に署名を提出する徳永雛子さん（１６）＝県立長崎西高２年＝は「被爆者や平和を願う人々の思いを国連に伝えたい」と決意を述べた。
