ブラジルの高炉メーカー、ウジミナスは13日、ガスタンク爆発のため操業を一時停止していたイパチンガ製鉄所(ミナス・ジェライス州)での生産・出荷を一部で再開したと発表した。
同所では10日午後にガスタンクの一つが爆発し、原因などを調べるため設備を止めていた。
すでに第1高炉、第2高炉、冷延工場、新日鉄住金との溶融亜鉛めっき鋼板合弁事業のウニガルで操業および出荷を再開。厚板工場は14日、熱延工場は16日、第3高炉は15日までに再稼働する見込みという。
爆発による人的な重大事故はなく、他のタンクの検査はすべて完了した。