アスレチックスが接戦制す 首位アストロズと1ゲーム差

【マリナーズ2-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ついに首位アストロズの背中がクッキリと見えた。ア・リーグ西部地区の2位につけるアスレチックスはマーカス・セミエンの10号ソロとジェッド・ラウリーの19号2ランでマリナーズ投手陣から3点を奪い、3対2で勝利。首位のアストロズが敗れたため、日本時間6月16日に11.5まで広がったゲーム差は1となった。アスレチックスは先発のマイク・ファイアーズが6回2失点の好投で今季8勝目(6敗)をマークし、新加入のフェルナンド・ロドニーを含むリリーフ陣も合計3イニングを無失点に抑える好リリーフ。最後を締めくくったブレイク・トライネンは今季32セーブ目をマークした。

1回表に1点を先制されたアスレチックスは、直後の1回裏にセミエンが10号先頭打者アーチを放って同点。一死後、ラウリーの打球がマリナーズ先発のジェームス・パクストンを襲い、パクストンは負傷降板となった。マリナーズはここでキャリア初のリリーフ登板となるフェリックス・ヘルナンデスをマウンドに送ったが、3回裏にラウリーが19号勝ち越し2ラン。ファイアーズは5回表にキャメロン・メイビンに4号ソロを浴びたものの、7回終了時点でリードしていれば49戦無敗という鉄壁のリリーフ陣が1点のリードを守り抜いた。なお、禁止薬物使用による出場停止処分期間が終了したマリナーズのロビンソン・カノーは「2番・一塁」で先発出場。3回表の第2打席で復帰後初安打を放ち、4打数1安打だった。

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