「JKリフレ」紹介の少女を買春 相模原市職員を懲戒免職

 相模原市は15日、女子高校生に現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで7月に県警に逮捕された下水道保全課の男性主任(35)を懲戒免職処分にした。

 市職員課によると、男性主任は4月、東京都内のホテルで、女子高校生(17)に現金3万円を手渡し、みだらな行為をしたという。女子高校生にマッサージなどのサービスを提供させる「JKリフレ」のインターネットサイトを利用し、女子生徒を紹介されていた。

 また、同市教育委員会は15日、職員親睦会用の預金通帳やキャッシュカードを盗んだなどとして、生涯学習課の男性主幹(55)を停職6カ月の懲戒処分にした。男性主幹は同日付で依願退職した。

 市教委教育総務室によると、男性主幹は6月23日、盗んだカードキーを使って青少年相談センター(同市中央区)に侵入、職員親睦会用の預金通帳とキャッシュカードを盗んだという。同29日に現金自動預払機(ATM)で現金を引き出そうとしたが、紛失に気付いた職員が通帳とカードを使用できないように金融機関に連絡していたため、下ろせなかった。男性主幹は同センターに昨年度末まで勤務していた。

相模原市役所

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