五島うどんをPR 屋台、新上五島でお目見え

 東京都のインテリアデザイナー、山田尚弘さん(49)が設計した五島うどんPR用の木製屋台「Go to udon(ゴー トウ うどん)」(高さ約1メートル、幅約2メートル、奥行き約0・6メートル)がこのほど、長崎県新上五島町であったイベントでお披露目された。
 山田さんは2年前、顧客との打ち上げで食べた五島うどんのおいしさに魅了された。「自分の技術を使って宣伝したい」と自費で屋台製作に乗り出した。
 先月27日に有川郷であった「ありかわ縁日花火大会」で、山田さんは事務所のスタッフと共に、自身が考案した「かけ」と、タイみそを混ぜて味わう2種類のうどんを販売。計約180食を売り上げた。「うどんは予想していたより好評。今後も自分ができるやりかたでPRに協力したい」と話した。
 10月4~6日、東京の県アンテナショップ「日本橋長崎館」に屋台を出店する予定。

屋台「Go to udon」と設計者の山田さん=新上五島町、「五島うどんの里」

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