益城4車線化に住民参加求める 熊本大が提言書

 熊本大は、熊本地震で被災した益城町中心部で県が進める県道熊本高森線の4車線化事業に関する提言書をまとめ、15日、蒲島郁夫知事に提出した。同事業を「まちづくりの屋台骨」と位置付け、沿道デザインや整備過程での住民参加を求めている。

 提言は12項目。豊かな自然を生かした「益城の顔」づくりを目標に設定。押しボタン式信号機のある横断歩道設置など歩行者への安全性確保、電線の地中化など防災・減災に役立つ道づくりを挙げた。分かりやすい情報公開や住民組織との連携なども求めている。

 熊本大が復興支援を目的に開設した拠点「ましきラボ」がことし実施した住民アンケートや意見交換を基にまとめた。同日は、ラボ代表の柿本竜治教授らが県庁を訪問。蒲島知事は「提言を踏まえ、まちづくりと一体となった、地域に愛される道づくりに取り組む」と語った。

 熊本高森線の4車線化は町中心部の3・5キロ区間を道幅10メートルから27メートルに広げる。現在、用地買収が進んでおり、2026年3月の完了を目指している。(並松昭光)

(2018年8月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

©株式会社熊本日日新聞社

紙面を彩った火の国球児たち

「夏の甲子園100回」を記念し、熊本出身のスターたちの〝球児〟時代を取り上げます。 第3弾は「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治(熊本工出、人吉市出身)です。

ご購入はこちらから