4番復帰のリゾーが打線を牽引 カブス被スイープ回避

【ブリュワーズ4-8カブス】@リグリー・フィールド

カブスは1ヶ月以上にわたって1番打者としての出場が続いていたアンソニー・リゾーが、日本時間7月12日以来となる4番に復帰。そのリゾーは初回に18号先制2ランを放つなど、2安打3打点の活躍でチームを勝利に導いた。初回に2点を先制したカブスは、3回裏にジェイソン・ヘイワードのタイムリー二塁打で2点を追加し、2点差に迫られた直後の4回裏にはリゾーのタイムリーなどで3得点。最終的に8対4でブリュワーズを下し、首位攻防2連戦の被スイープを回避した。カブス先発のカイル・ヘンドリックスは7回途中4失点ながら今季9勝目(9敗)をマーク。一方のブリュワーズは先発のジュニア・ゲラが4回途中7失点(自責点6)と誤算だった。

カブスのジョー・マドン監督は1番を打っていたリゾーを4番、2番を打っていたバイエズを1番、4番を打っていたヘイワードを2番へ移すなど、打線を大幅に組み替えてブリュワーズとの首位攻防戦に臨んだが、打線の組み換えが見事に的中し、13安打8得点の猛攻で首位攻防2連戦の第2ラウンドを制した。この勝利によりカブスは貯金を今季最多タイの19とし、2位ブリュワーズとのゲーム差は再び3に。マドンは「何か変わったことをしてみようと思ったんだ」と打順変更が的中したことにニンマリ。勝利の立役者となったリゾーは「同じ地区のチームに勝つのはとても大きいよ」と同地区ライバルであるブリュワーズ相手の白星を喜んでいた。

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