応援ソング、益城に元気 ♪どんな事にも感謝できる今 地元の子ども劇団初披露

応援ソング「ましきまちのうた」を初披露した後、ポーズを取る「ましきっずプレイヤーず」の子どもたち=14日、熊本市中央区の県立劇場

 熊本地震後に熊本県益城町の小中学生が結成した劇団「ましきっずプレイヤーず」が14日夕、熊本市中央区の県立劇場であったイベントで応援ソング「ましきまちのうた」を初披露した。

 〈当たり前が当たり前じゃないこと どんな事にも感謝できる今〉と、震災を経験して感じたことや町の魅力を織り込んだ。メンバーは「町の人たちに元気を届けたい」と歌に思いを託している。

 劇団は2017年2月、被災した子どもたちが心身を解きほぐせる表現活動の機会を提供しようと、県内の演劇関係者らが呼び掛けて発足した。今年2月に旗揚げ公演。現在は町内の小4~中2の20人で活動している。

 「ましきまちのうた」は、町の魅力を発信できるオリジナルソングを作ろうと、くまモンのテーマソングなどで知られる在熊のサウンドクリエーター、ボンボ藤井さん(51)に、劇団が打診。藤井さんが作詞・作曲・編曲を手掛けた。

 歌詞の大半は、メンバーが挙げた「地震に遭って学んだこと」「益城町の好きなところ」で構成した。熊本地震を「キミ」と言い換え、〈キミからたくさんのことを学んだ 悪いことばかりじゃない〉と表現。〈飯田山登って眺める空港 空にはジェット機 高速おりたらグランメッセ 大好きな町さ〉などと歌っている。

 14日は県劇盆踊りに参加し、劇団指導者の一人、立迫なぎささん(55)が振り付けたダンスとともに歌を披露。軽快に踊る子どもたちに拍手が送られた。

 劇団メンバーの木山中1年、西川奈菜さんは「〈キミ〉の部分は歌詞も振り付けもみんなで考えた。復興につながるよう、この歌で益城町をアピールしたい」と仲間たちと笑顔を見せていた。(小多崇)

(2018年8月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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