パリ・サンジェルマンでプレイする19歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペが今夏ロシアワールドカップで大活躍したように、10代のプレイヤーでも世界の舞台で活躍することは可能ということがはっきりした。ムバッペに続くNEXTブレイクとなる若手が今季か来季に出てきても不思議はない。
その候補者の1人に挙げたいのがチェルシーの17歳FWカラム・ハドソン・オドイだ。今夏プレシーズンで活躍したオドイは、今後トップチームでチャンスを得ていくことになると予想されている。今は世代別イングランド代表に選ばれているが、2年後のEURO2020ではA代表に入れるかもしれない。
何といっても特徴はスピード豊かなドリブルで、その突破力はトップレベルでも通用する可能性が高い。英『Daily Star』によると、チェルシーのアカデミーでチームメイトだった同じ17歳のDFジョナサン・パンゾはオドイがムバッペを思わせる選手だと絶賛する。
「彼のドリブルとスピードは少しムバッペを思わせるね。僕がチェルシーに入った時、彼はチームのベストプレイヤーだったからね。彼は謙虚だし、今よりも大きな選手になれるよ」
オドイは近年結果を出している世代別イングランド代表の中で期待されている選手の1人だ。パンゾはチェルシーのアカデミーからフランスのモナコへ移籍しているが、オドイにはこのままチェルシーのトップチームでスタメンの座を掴むほどの活躍を見せてほしいところだ。