JAPIC、神戸大・筑波大でリレー講義 筑波大での秋の講義、新日鉄住金・右田常務が登壇

 日本プロジェクト産業協議会(JAPIC、会長・宗岡正二新日鉄住金会長)は、神戸大学と筑波大学で連続リレー講義を実施した。両大学と結んでいる協力連携協定に基づくもので、JAPICのネットワークを生かした産学連携でグローバル人材の育成を推進する狙い。

 神戸大では6月から7月にかけて開かれ、初回の導入講義では小川真人神戸大副学長や田邉弘幸双日顧問、中川順子野村アセットマネジメント執行役専務によるパネルディスカッションが行われた。7月7日には新日鉄住金の松野正人常務執行役員・大阪支社長も講義する予定だったが、あいにくの台風で休講となった。

 筑波大では春学期に続き秋学期もリレー講義を開講する。10月27日には新日鉄住金の右田彰雄常務執行役員・人事労政部長が講師を予定している。

 JAPICは2014年から神戸大で、11年から筑波大でリレー講義を行っている。産業界・官界の第一線の講師が求める人材像を語る内容。土曜日の午後に行われる各講座は多くの聴講者を集め、活発な質問がなされるなど好評を博している。

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