シンフォニアテクノロジー、ミャンマー市場を開拓へ 現地展示会に初出展

 シンフォニアテクノロジー(社長・斉藤文則氏)は、ミャンマー市場での販路開拓に乗り出す。9月にヤンゴンで開かれる展示会に初めて出展し、同社製品の認知度を高めると共に、ミャンマーでの商品ニーズを探っていく。

 同社が出展するのはミャンマーの工業関連で最大規模の来場者を集める「プロパック・ミャンマー」。食品や飲料、医薬品などの容器や梱包資材をPRする場で、シンフォニアは粉粒体の搬送に使われる振動機のスライディングコンベヤをはじめパーツフィーダや電磁クラッチなどを展示する。

 シンフォニアは今中期経営計画で、前中計に続き海外売上高比率を30%へ高める目標を掲げている。重点市場の一つである東南アジアではマレーシアやインドネシア、フィリピン、ベトナムといった国々で展示会への参加を通じ拡販の足場固めを進めてきた。東南アジア最後のフロンティアとされるミャンマーでもシンガポール法人を通じて拡販に乗り出し、食品向けなどで開拓していく考えだ。

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