スワンソンが逆転2ラン ブレーブスが4連戦をスイープ

【マーリンズ2-5ブレーブス】@サントラスト・パーク

ナ・リーグ東部地区首位のブレーブスは、2点ビハインドの4回裏にエンダー・インシアーテの内野ゴロの間に1点差とし、さらにダンズビー・スワンソンの10号2ランが飛び出して逆転に成功。6回裏にはインシアーテのタイムリーとスワンソンの犠牲フライで2点を追加し、5対2で勝利してマーリンズとの4連戦を見事スイープした。ブレーブス先発のケビン・ゴーズマンは6回2失点の好投で今季7勝目(9敗)をマーク。オリオールズからの移籍後3先発では2勝1敗、防御率2.84と安定したパフォーマンスを見せ、チームの快進撃を後押しする存在となっている。

ブレーブスが逆転勝利を収めたこの試合では、開始早々の1回裏に両軍のベンチが空になる一幕があった。3試合連続先頭打者アーチを継続中のロナルド・アクーニャJr.に対し、マーリンズ先発のホゼ・ウーレイナが投じた初球、時速97.5マイル(約156.9km/h)の速球がアクーニャJr.の左腕を直撃。ブレーブスのベンチから監督・コーチ・選手が飛び出したのを合図として両軍のベンチとブルペンが空となり、場内は騒然となった。かなり痛そうな素振りを見せていたアクーニャJr.は、一度は試合に復帰したものの、2回表開始時に交代。また、ウーレイナには退場が命じられ、1球を投げただけで降板となった。なお、アクーニャJr.は5試合連続本塁打を継続中だが、メジャーリーグの規則に従い、次の出場試合で本塁打を放った場合は連続試合本塁打が継続される。

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