グランダーソン満塁弾 ブルージェイズが1点差逃げ切り

【ブルージェイズ6-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ブルージェイズは1点ビハインドで迎えた4回表にケビン・ピラーの2打席連続タイムリーで同点とし、さらに二死満塁としてカーティス・グランダーソンが11号勝ち越しグランドスラム。先発のマルコ・エストラーダら3投手はロイヤルズ打線に3本塁打を浴びながらもこのリードをなんとか守り抜き、ブルージェイズは6対5で勝利してロイヤルズ4連戦の対戦成績を2勝1敗とした。打線ではグランダーソンが2安打4打点、ピラーが2安打2打点の活躍。先発のエストラーダは7回途中4失点の力投で今季6勝目(9敗)をマークした。

勝利投手となったエストラーダは「とにかく投げたいコースにしっかり投げることに集中した」と自身のピッチングを振り返った。ロイヤルズの3番打者、サルバドール・ペレスには2本塁打を浴びたが、「ペレスの2本目の本塁打は狙ったところに投げたボールだった。彼は良い打者だよ。あのボールを打たれたら脱帽するしかないね」と相手を称えるコメント。ジョン・ギボンズ監督は「ペレス以外の打者はしっかり抑えていたね」とエストラーダのピッチングに及第点を与えた。なお、ペレスはこの試合で20号&21号本塁打を放ち、4年連続20本塁打を達成。球団史上5人目の快挙となった。

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