「長崎グルメ」PR 県観光連盟 県民投票で99店認定

 長崎県内の食の魅力を観光客に発信しようと、県観光連盟は県民の投票で選ばれた99の飲食店を「長崎グルメセレクション」に認定。10日からパンフレットを県内各地の観光施設などに配布し、PRに力を入れている。
 リクルートライフスタイル(東京)が実施した2016年度の「じゃらん宿泊旅行調査」で、「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」部門で全国12位になり、トップ10から外れたことが取り組みのきっかけ。昨年10~12月、市役所や町役場などに投票箱を置き、観光客に薦めたい飲食店について意見を募った。
 1万250票の中からエリア別に得票の多かった99店舗をパンフレット「ながさき県民が選んだおススメグルメ店100」に掲載。エリア別の掲載店舗数は長崎23、佐世保・西海21、平戸・松浦8、諫早・大村13、島原半島11、五島列島7、壱岐5、対馬5。「インスタ映え」する料理を提供する「フォトジェニック認定店」を6選んだ。
 認定店は和食や洋食、個人経営店からチェーン店までさまざま。料理の味や店内の雰囲気などの口コミも掲載し、パンフレットのほか県の観光ウェブサイト「ながさき旅ネット」でも紹介している。県観光連盟は「紹介しているのは99店舗。100店舗目は自分のお気に入りを見つけてほしい」としている。

県民の投票で選ばれた飲食店が掲載されたパンフレット

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