ゆらり、金のさざ波 山鹿市で千人灯籠踊り

「千人灯籠踊り」で、金灯籠を頭に載せて優雅に舞う浴衣姿の女性たち=16日夜、山鹿市の山鹿小グラウンド(小野宏明)
男衆に担がれ、石段を上がる灯籠=16日夜、山鹿市の大宮神社(池田祐介)

 山鹿市の山鹿灯籠まつりは16日夜、名物の「千人灯籠踊り」が山鹿小グラウンドであった。よへほ節の調べに合わせ、浴衣姿の女性たちが幾重もの輪になって舞い、頭に載せた金[かな]灯籠が光のさざ波となって幻想的に揺らめいた。

 まつりを締めくくる「上がり燈籠」では、2日間にわたり市中心部を飾った灯籠を男衆が大宮神社に担ぎ込んだ。

 灯籠は、各町内や団体が灯籠師に依頼して4月末から制作した計28基。切り絵を施した台の上に金[かな]灯籠を乗せた古式台灯のほか、鳥かごや伏見稲荷大社楼門(京都府)をかたどった灯籠などが、道行く人々を楽しませた。

 午後10時、上がり燈籠が始まると灯籠は奉納台に載せられ、担ぎ手たちと大宮神社へ。「ハーイ、とうろう」の掛け声とともに楼門の石段を駆け上がり、拝殿前でおはらいを受けた。

 奉納灯籠は燈籠殿に納められ、来年のまつりまで展示される。(河内正一郎)

©株式会社熊本日日新聞社

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