JMU、大型フェリー「さんふらわあ・きりしま」を引き渡し

 造船大手のジャパン・マリンユナイテッド(JMU)は16日、横浜事業所磯子工場で建造していた大型フェリー「さんふらわあ・きりしま」を引き渡したと発表した。

 同船は4月に引き渡した「さんふらわあ・さつま」の姉妹船で、総トン数は1万3659トン。旅客709人、大型トラック121台、乗用車134台を運ぶことができ、JMUの二重反転プロペラなど温室効果ガスの削減技術も多く採用されている。

 きりしまは1993年に大阪と鹿児島の志布志間で就航を開始した現行の後継船で、来月15日から運航を始める予定。

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