ロアッソ 今季10得点のFW皆川 低迷打破へ「食らいつく」

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今季10得点目を挙げたFW皆川佑介。攻守でチームを鼓舞する=県民総合運動公園

 前節の横浜FC戦で今季10得点目を挙げたFW皆川佑介。開幕前から2桁得点を明言しており、「あくまで通過点の一つ。最終的には20点近くは取りたい」と貪欲に前を見据える。

 今季、控えに甘んじていたJ1広島から期限付きで移籍し、全試合に出場。得点以外でも前線からの守備や体を張ったポストプレーで、チームをけん引し続けている。「結果への責任や毎週の準備など、試合からしか学べないことは多い。気持ちの面で成長できていると思う」

 移籍したからこそ感じることもある。「(J1とは)個の技術も違うが、一番違うのはメンタル」と語り、「選手個々が現状(J2)で満足してしまっていないか。どこを目指してプレーしているのか。意識の部分をもっと高める必要がある」と力を込める。

 守備の崩壊が止まらずJ3降格圏に低迷するチームの現状には、自身も責任を痛感している。低迷打破に向けて、「自分たちには後がない。一人一人が目の前の相手に食らいつき、勝ち点をもぎ取るしかない」。13戦勝ち星から見放されたチームに、自ら活を入れるつもりだ。(樋口琢郎)

(2018年8月17日付 熊本日日新聞朝刊掲載)