高速道路と一般道はどっちが早く着く!?お盆休みの渋滞でガチンコ対決してみた【東京~静岡・さわやか編】

ホンダ N-VANで高速 vs 一般道

お盆休みの大渋滞にN-VANで突入してみた!

オートックワンの名物企画!?が帰ってきました!そう、長期休暇中の渋滞を、高速と一般道に分かれてどっちが早く到着するか確かめるというガチンコ対決です。

ということで、今回はお盆休みの大渋滞を、高速と一般道に分かれてどっちが早く着くのか検証してみました。

前回の対決:高速道路と一般道はどっちが早く着く!?GWの渋滞でガチンコ対決してみた【東京~千葉・九十九里編】

8月11日山の日、戦いの火ぶたは切られた!

ホンダ N-VANで高速 vs 一般道

前回はゴールデンウィークに東京から千葉県九十九里までの道のりで勝負したわけですが、今回チャレンジするのは東京から愛知を結ぶ日本の大動脈「東名高速」です。

8月11日土曜日、「山の日」。戦いの日はやってきました。お盆休みに入る企業も多いタイミングで、帰省ラッシュが始まる日です。前日に確認したJARTICの渋滞予測では、渋滞40kmでしかも渋滞発生時間は前日の19時~翌日17時(長っ!)と出ていました。ひええ。

ゴールは静岡あたりがちょうど良さそうということで、「炭焼きレストランさわやか」に向かうことにします。

高速 vs 一般道

さわやかは静岡県内のみで展開されているハンバーグレストラン。東京から一番近いのは御殿場店ですが、御殿場店はとんでもなく混雑するというウワサなので、もう少し沼津寄りの長泉店に行くことにしました。

今回は、「負けた方がさわやかの代金を支払う」という罰ゲームありの対決とします。

旅のお供は、軽商用車を仕事に使うユーザーのみならず、多方面で話題のホンダの新しい軽商用バン「N−VAN(エヌバン)」です。

道具に徹し切った内外装にS660譲りの6速マニュアルが凛々しいベーシックモデルの「G ホンダセンシング」と、イエローのボディカラーも鮮やかな「+STYLE FUN ホンダセンシング」の2台を用意しました。これは高速道路や長距離ドライブの実力を試すいい機会にもなりますね!

オートックワン編集部からは編集長のTと編集部員Kが参戦し、オートックワン執筆陣の遠藤イヅルさんと小鮒康一さんを道連れにさせてもらいました。

[TEXT:オートックワン編集部K]

ホンダ N-VANで高速 vs 一般道

休みが続いて楽しい5月のゴールデンウィークやお盆休みは「どこに行こうかな」「両親の顔を見に帰ろうかな」などなど、考えただけでワクワクしちゃうものです。だけど、大都市圏から目的地に向かう前に避けられないのが行きと帰りに味わう高速道路の大渋滞。日にちと時間帯によってその距離は30km、40km、いやそれ以上、なんてこともありますよね。

オートックワン編集部が今年のGWに実施した「高速道路と一般道はどっちが早く着く!?GWの渋滞でガチンコ対決してみた【東京~千葉・九十九里編】」は、渋滞を避けるためにはどうすればいいかをいつも考えている僕には、とても興味深い記事でした。

……なんて悠長に構えていたら、お盆前にT編集長から電話が。「遠藤さん、お盆休みに例のアレをするからよろしくね」「あ、は、ハイ、や、やります」

えーっ!まさかあの伝説の企画を自分がすることになるとは!(笑)

今回は話題沸騰の新型軽商用バン「N−VAN」で渋滞に突入だッ!

高速 vs 一般道【高速チーム】
高速 vs 一般道【高速チーム】

厳正なくじ引きの結果(編集部談)、ワタクシ遠藤イヅルはT編集長とともに、N-VAN G ホンダセンシングの6速マニュアルで高速道路の渋滞に突入することになりました。

マニュアルで装備も少ないプロ仕様のバン(ナビ無しだけど、ETCは付いてました!)、とくれば普通は長距離や渋滞は避けたいはずなのに、あれ、なんでだろ、すっごくワクワクしてきたぞ!(笑)。

一方の一般道チームには同じくお盆休み初日の渋滞企画に組み込まれてしまったフナタン(ライター小鮒氏)が参戦です。そちらは+STYLE FUN ホンダセンシングで、CVTにターボ、ナビ付き。内装もほぼ乗用車です。

う、羨ましくなんかないんだから!頑張って渋滞に入っていきましょう!

おっと、「G」はドアミラーが手動なのでハンドパワーでの調整を忘れずに。ツライ渋滞のためにT編集長があたりめやガム、翼を授けてくれる栄養ドリンクなどをたくさん用意してくれたので頑張れます!きっと(震え声)。

栄養ドリンクを心強い武器にして出発

高速 vs 一般道【高速チーム】

朝7時50分、2台のN−VANは神宮外苑、絵画館前のいちょう並木を出発しました。我が高速道路チームは、小気味好く決まる6速マニュアルを楽しみつつ国道246号線を下っていきます。

渋谷を過ぎてから首都高速3号線・池尻入口からいよいよ高速道路へ。「大井松田まで120分以上」という表記にビビりますが、乗ってしまうと3号線はスムーズに流れていて、東京IC手前でジムニーが横転しているという大事故があったのに渋滞は全くありません。

接続する東名高速に入っても「あれ?お盆休みなの?」という空き具合。電光掲示板には「横浜青葉—大井松田 渋滞40km 2時間以上」の表示が容赦なくドライバーに向けられていますが、横浜青葉までこの調子なら、その先大渋滞にはまっても一般道チームよりかなり距離が稼げるはずです。はまっても大丈夫!あたりめもあるし!(意味不明)。

横浜青葉ICまではスイスイ。AMラジオからは郷ひろみ(感涙)

高速 vs 一般道【高速チーム】

渋滞が始まったのは表示通りの横浜青葉IC付近から。スローペースですが事故渋滞ではないために完全停止することなく進んでいきます。

マニュアル車で渋滞はキツイ…と思われるかもしれませんが、N−VANはクラッチが軽く、アクセルを煽らなくてもアイドリング回転からクラッチミートができる上に、低回転域でエアコンをかけてもギクシャクしないため、渋滞も苦にならないのでした。

海老名ジャンクション、厚木ICも越えて、東名高速下りの定番渋滞スポット「伊勢原バス停付近」の通過時刻は9時30分。確かにスイスイとは行かないまでも、「あれ、もうここまで来たの?」という感じ。

40代後半のおじさんコンビは趣味が似通うため車内の会話も弾みます。ラジオはお仕事に行くクルマ感を出すためにあえてAMラジオ一択!ということもあって、郷ひろみの「エキゾチックジャパン」が小さな1スピーカーから流れてきたりしたらもう大盛り上がり。

そんなこんなで掲示板の数字も着実に減っていきます。渋滞40kmとなると伊勢原バス停から先も混んでいますが、渋滞のゴールはもう少し!

[TEXT:遠藤イヅル]

ホンダ N-VANで高速 vs 一般道

ゴールのさわやか長泉店を目指して、いざ出発!

今回、オートックワン編集部のKさんより「お盆中の8月11日ってお忙しいですか!?」と聞かれて嫌な予感がしていましたが、名誉ある企画ドライバーとしてターゲティングされてしまいました。

道連れにしようと他の編集部員に話を振るも、「その日は別件が…」とか「その日はお腹が痛くなる予定が…」などと、取り付く島もありません(覚えてろよ)。

高速 vs 一般道

ということで、今回オートックワン編集部の餌食となったのはワタクシ小鮒康一とイラストレーターの遠藤イヅルさん。

目的地は、静岡県下で31店舗を構える「炭焼きレストランさわやか」の長泉店(静岡県駿東郡長泉町中土狩340-5)で、負けた方が勝った方にお昼ご飯をご馳走するというガチ勝負です。

そもそも炭焼きレストランさわやかとは、1977年7月に「コーヒーショップさわやか」としてスタートし…(長くなるので中略)、現在は「げんこつハンバーグ」が人気メニューのハンバーグレストランとなり、静岡県民のソウルフードとして県内外からも多くのファンが訪れる人気スポットとなっています。

もちろん、我々も隙あらばさわやかチャンスを虎視眈々と狙うほどのさわやかファンであり、仕事にかこつけてさわやかが食べられるとくれば俄然やる気に。テンションブチアゲでこの企画に挑むことになったのです。

で、今回用意したクルマは?

高速 vs 一般道【一般道チーム】

今回の長旅の相棒となる車種は、先日発売されたばかりの軽商用車、ホンダ N-VANです。

商用車登録の働くクルマながら、助手席側のセンターピラーを廃した“ダブルビッグ大開口”や助手席までもがフルフラットになるシートアレンジなど、レジャーユースとしても使えそうなキャラクターで高い注目を集めているモデルです。

今回は、ベーシックなG ホンダセンシングと、レジャーユースにも使えるルックスを持つ+STYLE FUN ホンダセンシングの2台。厳正な抽選によってワタクシは後者の+STYLE FUN ホンダセンシングで、一般道で目的地まで向かうことに決定!

前者のG ホンダセンシングは、6速MTという硬派なモデルということでちょっと乗ってみたい気持ちもありましたが、渋滞にハマリに行くことを考えれば、ターボ+CVTの後者の方が疲労度は圧倒的に少ないハズです。

ナビをセットして、いよいよ出発!

高速 vs 一般道【一般道チーム】

幸いにもこちらの車両にはディーラーオプションのインターナビが装着されていたので、一般道優先で目的地を設定。しばらくは国道246号を走行するルートが選択され、ナビ上では目的地まで117km、到着予想時間は11時44分と表示されていました。ナビ通りにいけば、約4時間で到着する予定です。

対決のスタートは午前7時50分、さわやか長泉店に向けて、神宮外苑前を出発します。

国道246号はこれといった渋滞もなく、順調に流れています。

出発から1時間ほどで横浜市緑区長津田にたどり着くと、若干の渋滞に遭遇。と言っても全く動かないわけではなく、ゆるゆると走行が続くような状況。こういうシチュエーションだと、トルクの厚いターボエンジンとCVTの組み合わせの効果は絶大で、それほどストレスを感じることもなく楽々クリアできました。

通常の土日はもちろん、平日でも渋滞の発生する座間市東原2付近では、連休ならではのやや激しめの渋滞に遭遇。気づくとナビの到着時刻がシレっと12時45分となり、当初の予定から1時間も遅れることに!結局、厚木周辺まで2時間を要し、若干焦り出します。

[TEXT:小鮒康一]

高速 vs 一般道【高速チーム】

あれ、渋滞、終わってしまった……あたりめの出番は無し(笑)

高速チームは出発から約2時間、秦野中井ICあたりでついに渋滞は終了。東名高速はすっかり流れ出したため、そろそろ休憩しようということになって中井パーキングエリアをチョイス。でも狭めのこのパーキングエリアは入るクルマで渋滞しているような状態なので、華麗にスルーして次の鮎沢パーキングエリアに入ることに。

高速 vs 一般道【高速チーム】

途中、都夫良野トンネル(つぶらのトンネル)付近を先頭にちょっとした渋滞があるも、鮎沢PAには10時20分に到着しました。ここまで2時間半。思ったよりラク…というだけで、よく考えたら時間が結構かかっているのだと改めて痛感(涙)。通常の3倍くらいかけて走って来たことになります。

実際にはおじさんトークが楽しかったというのは置いておいて(笑)、変な言い方だけど「順調に渋滞を消化した」と思いました。

N−VANは着座位置が高くて見晴らしが良いということもあるかと思います。結局あたりめも食べず、栄養ドリンクに翼を授けてもらう必要もありませんでした。

ひたすら「さわやか」を目指して走るだけ

高速 vs 一般道【高速チーム】

おじさん二人で「アメリカンドッ君」をもぐもぐして鮎沢PAを出発したのは10時50分。電光掲示板の文字はずっと先の愛知県内などの渋滞を示しています。

ぼくたちは沼津で降りるからいいけれど、これから先名古屋、大阪方面に向かう皆さんにはまだまだ試練が続くということに。どうかお気をつけて!

今回のゴールはさわやか長泉店。静岡県内に31店舗を構え、げんこつハンバーグが有名なレストランチェーンです。最近静岡東部にも進出してきましたが本来は浜松周辺、いわゆる遠州エリアが発祥で現在もそちらに店舗が集中しています。

近年、御殿場店が出来て“静岡県以外に出店しない”と明言している同チェーンにとって「最も東京に近い」この店舗が大ブレーク。入るまでに数時間待ちが当たり前になりました。

余談ですが、ぼくは20年ほど前の一時期仕事で磐田市に住んでおり、「さわやか」はごく一般的なお店で、よく通っていたので懐かしいです。

沼津ICからは伊豆縦貫道に入り、長泉ICを降りればゴールはもうすぐ。シルバーのN−VANは順調にさわやかを目指します。さて、どちらが先に着いているのでしょう!?

[TEXT:遠藤イヅル]

高速 vs 一般道【一般道チーム】

インターナビの通信機能を駆使した渋滞回避に期待!

高速 vs 一般道【一般道チーム】

一般道チームは、厚木周辺でダラダラと渋滞しているのをいいことにナビをポチポチ操作していると、インターナビの通信機能を使ったルートを選択できることを発見!

インターナビ装着車が集める “リアルタイム交通情報”と“全国のVICS情報”で高精度なルートをチョイスしてくれるということで、渋滞回避にも期待が持てます。

もちろんルールに則って「最速無料優先ルート」を選択すると、国道246号の厚木警察を右折し、市内を迂回して小田原厚木道路の横に出るという明らかな裏道を指示してくれてほぼ勝利を確信。さわやかではセットでも注文しちゃおうかなーと妄想は止まりません。

予想外のルート選択に苦戦

高速 vs 一般道【一般道チーム】

しばらくインターナビのルートに従って走行していると、大磯インターから小田原厚木道路に乗れというではありませんか。確かに小田原厚木道路に一部無料区間はあるものの、有料区間まで走行してしまっては今回の企画が全て水の泡。運転しながらルートを確認する余裕もなく、慌てて小田原厚木道路を回避するルートを選択しました。

高速 vs 一般道【一般道チーム】

そして結局国道1号に入り、そのまま11時34分に箱根新道にイン。前半は良かったものの、須雲川インター周辺から流れが怪しくなり、芦ノ湖大観インターを過ぎたあたりで完全停止。道中では10年落ち程度のミニバンが故障で立ち往生していたりして、日常的なメンテナンスと運行前点検が必要だなーと思いながら延々続く渋滞を遠い目で眺めていたのでした。

箱根新道は片側1車線ずつで、途中で迂回するルートもないので、しばらくはこの渋滞と付き合わなくてはなりません。

渋滞の列が続く上り坂をダラダラと進んでいくのですが、今回の対決はCVTで良かったと思いました。MTの魅力も捨てがたいのですが、常に坂道発進のプレッシャーを受け続けなくてはならないので…

箱根新道終着点の箱根峠ICを過ぎると渋滞は解消し、N-VANはワインディングロードを順調に下ります。日本最長のつり橋である三島スカイウォークを通り過ぎ、三島大社の前を通過。ゴールのさわやか 長泉店はもうすぐです!

[TEXT:小鮒康一]

高速 vs 一般道

勝ったのはどっち!?

高速チームがさわやか長泉店に着いたのは11時25分。黄色いN−VANはいるのか……

い、いない!一般道チームにLINEを送って探りを入れたところ、むむ、彼らからは小田原付近を走っているらしい画像が送られてきました。これで高速道路チームの勝ちが決まりました!パチパチパチ!

ホンダ N-VANで高速 vs 一般道

スタート地点からの距離は120.7km、N−VAN自身の燃費計による燃費は17.1km/Lという数値でした。なお運転席のシートは軽自動車の中では珠玉の出来です。ちょっと走っただけでお尻がむず痒くなったり腰が痛くなったりするシートを持つ軽自動車の乗用車もままある中で、ホンダが「運転席のシートはしっかり作りました」というだけあって疲れ・痛み知らずなのです。

でも折りたたむことが前提の助手席はさすがにちょっとツラかった……。背もたれを少し倒して姿勢を崩さないと腰に負担が来ました。割り切って作っているからこそN-VANはオリジナリティ溢れる設計が実現したので、ファミリーカーとして使おうかなと思っている方や人をよく乗せる方は助手席の座り心地をよくチェックしてくださいませ。

N−VANの良いところは、「あれ、今軽の商用バンに乗ってるのだっけ?」と思わせるほどの安定感があるという点です。車内も騒がしくありません。「G」はノンターボモデルですが、おじさん2名乗車では過不足ない性能を示してくれました。総合的にレベルが高い軽商用バンなので渋滞40kmをこなしたのに疲れが少なかったことは断言してもいいです。

[TEXT:遠藤イヅル]

その頃一般道チームは…

高速 vs 一般道

一般道チームがさわやか長泉店に到着したのは13時23分のこと。走行距離は110kmで所要時間はおよそ5時間半。もちろん高速道路で移動した遠藤組は到着しており、圧倒的敗北を喫する結果となってしまいました。

ただ、先着した遠藤組が順番待ちをしてくれた結果、到着してすぐにハンバーグにありつけた我々は実質勝ち組と言ってもいい状況。おごった額でファストパスを購入したと思えば安いもんだわい!(精一杯の負け惜しみ)

ホンダ N-VANで高速 vs 一般道

結局、5時間半に渡ってN-VANに拉致監禁されていたわけですが、運転席はN-BOX譲りのたっぷりしたシートだったことで商用車とは思えないほど疲労感は少ないという嬉しい誤算でした。

また、従来のアクティとは異なり、バルクヘッドの向こうにエンジンが搭載されていることで、車内に入る騒音が少ないことも疲労感の少なさに寄与している気がしました。

ただ、その結果なのか純正装着のタイヤのパターンノイズが気になるレベルとなってしまい、レジャーで使うなら交換も視野に入れたいなーと、思うのでした。

[TEXT:小鮒康一]

高速 vs 一般道

大きな事故が無かったことが功を奏した高速チーム

晴れて両チームともさわやか長泉店で美味しくハンバーグをいただきました。「負けたチームがお代を払う」というルールに則り、我々高速道路チームはしっかり一般道チームにご馳走していただきました!アリガトウゴザイマス(笑)

ということで、今回は高速道路チームの圧勝に終わりました。でもこれが大型連休やお盆休み特有の渋滞内で発生する事故渋滞が絡むと、一気に時間がかかってしまうのです。この日は特にそのような事故もなくゴールが迎えられたことが勝因だったかもしれません。

その証拠に帰路となる上りの高速道路では事故が頻発し、その度に「全く進まない渋滞」が起きていました。渋滞の長さは下りの40kmに及ばなかったのに、都内到着までの時間はあまり変わらなかったのです。

[TEXT:遠藤イヅル]

高速の休日割引が適用されなかったため、ユーザーが分散した可能性も

高速 vs 一般道

圧倒的敗北に終わった今回の一般道コース。やはり、いくら交通量が多いとはいえ、一切信号のない高速道路の方が、事故渋滞でもない限りは早いという結論に達しました。

特に今回は8月11日~12日の土日は高速道路の休日割引が適用されないということで、高速道路を使うユーザーが分散したのも一因でしょうか。もしかして、ゴールをもう少し近く(海老名とか)に設定したら勝てたかもしれません!

とにかく今回は負けてしまったので、次回のリベンジを硬く誓ったのです。

[TEXT:小鮒康一]

高速で行くか一般道で行くかはアナタ次第!

前回の対決は一般道が勝ちましたが、今回は高速道路が勝ちました。

高速道路はガチガチの渋滞にハマれば抜けられないし、一般道はフレキシブルに道を選んで進めるというメリットもあります。並行する道路の有無や交通量によって高速道路に乗った方が早い場合も、一般道の方が進む場合もあります。やみくもに高速道路を乗り降りしているうちに、実は高速道路をずっと走る方が早い、ということもあります。

状況に応じてスマートフォンなどのモバイル、カーナビ、ラジオなどから得た情報を用いて臨機応変に道を選んで渋滞を乗り切りましょう……って、これを結論にするにはぼんやりしすぎで読者の皆さんも「そこが知りたいのに」って思いますよね、T編集長!

そうなるともうこれは「それぞれの高速道路」で渋滞を検証しないといけないってことになるのかしら…ひー!(涙)

[TEXT&PHOTO:オートックワン編集部]

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