今夏のワールドカップで失意の敗退となったブラジル代表。来月の親善試合に向けた新たなメンバーを発表したのだが、サプライズ招集があった。
彼は今回初招集されたGKウーゴ・ソウザ。名門フラメンゴに所属しているが、まだトップチームでデビューすらしておらず、U-20チームに登録されている選手なのだ。
マンチェスター・シティGKエデルソンが個人的事情で代表から外れたことで、彼が呼ばれることになったそう。
『Globo』などによれば、セレソン入りを伝えられた際には思わず感極まっていたという。
ウーゴ・ジ・ソウザ・ノゲイラ(Hugo de Souza Nogueira)は1999年生まれの19歳。
2メートル近い長身を誇る一方で、速さと技術も持ち合わせる逸材だそう。元代表守護神のジュリオ・セーザルも評価しているとか。
チッチ(ブラジル代表監督)
「エデルソンの問題もあったが、代表招集は将来ある選手に機会と経験を与えることになる。
ウーゴにはタファレルのような資質がある。なので彼は呼ばれたんだ」
ウーゴ・ソウザ
「神様に感謝したい。いつも支えてくれた家族、そしてフラメンゴにも。
10歳でここに来た自分を監督たちは自分の息子のように導いてくれた」
ブラジル代表は来月にアメリカ、エルサルバドルと対戦する。