全日本ロードレース選手権第6戦は8月18日、ツインリンクもてぎでノックアウト予選が行われ、野左根航汰（YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5）がポールポジションを獲得した。
JSB1000クラスのみの開催となった第6戦は1レースのみの開催。18日はノックアウト予選が行われ、予選Q1は30分間で全車がタイムアタック、予選Q2はQ1の上位10台でタイムアタックでグリッドが争われた。
Q1セッションスタート早々にコースインしたばかりの濱原颯道（Honda Dream RT 桜井ホンダ）が転倒。これで赤旗中断。濱原はメディカルセンターに運ばれてしまう。
赤旗はすぐに解除され予選再開。Q1でトップタイムをマークしたのは野左根。鈴鹿8時間耐久ロードレースのレースウイーク中に肩を負傷した中須賀克行（YAMAHA FACTORY RACING TEAM）が2番手に続き、ヤマハファクトリーがワン・ツーでQ1を終えた。
以下、高橋巧（Team HRC）、津田拓也（ヨシムラスズキMOTUL）、渡辺一樹（ヨシムラスズキMOTUL）、渡辺一馬（Kawasaki Team GREEN）、秋吉耕佑（au・テルルMotoUP RT）、高橋裕紀（MORIWAKI MOTUL RACING）、ザクワン・ザイディ（Honda Asia-Dream）、加賀山就臣（Team KAGAYAMA）がQ2に進む。
20分間のQ2。序盤で高橋巧、中須賀、野左根の3人が次々にトップタイムを塗り替え、ヤマハファクトリーとホンダファクトリーが1分48秒台でのポールポジション争いを展開する。
ここでも野左根が速さを見せ、コースレコードに迫る1分48秒564でポールポジションを獲得。まだ負傷した右肩が痛むという中須賀が1分48秒724で2番手。高橋巧が1分48秒911の3番手となった。
また、4番手の津田、5番手秋吉、6番手渡辺一馬のフロントロウ3人はそろって1分49秒台だった。
以下、第6戦JSB1000の予選順位結果。
■全日本ロードレース選手権第6戦 JSB1000ノックアウト予選順位結果
天候：晴れ 路面：ドライ
Pos. No. Rider Team Type Session Time
1 5 野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5 ヤマハYZF-R1 Q2 1’48.564
2 21 中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM ヤマハYZF-R1 Q2 1’48.724
3 1 高橋巧 Team HRC ホンダCBR1000RR SP2 Q2 1’48.911
4 12 津田拓也 ヨシムラスズキMOTUL スズキGSX-R1000L8 Q2 1’49.215
5 090 秋吉耕佑 au・テルルMotoUP RT ホンダCBR1000RR SP2 Q2 1’49.736
6 11 渡辺一馬 Kawasaki Team GREEN カワサキZX-10RR Q2 1’49.793
7 26 渡辺一樹 ヨシムラスズキMOTUL スズキGSX-R1000L8 Q2 1’50.164
8 71 加賀山就臣 Team KAGAYAMA スズキGSX-R1000 Q2 1’50.386
9 72 高橋裕紀 MORIWAKI MOTUL RACING ホンダCBR1000RR SP2 Q2 1’50.610
10 51 ザクワン・ザイディ Honda Asia-Dream ホンダCBR1000RR SP2 Q2 1’50.934
11 23 清成龍一 MORIWAKI MOTUL RACING ホンダCBR1000RR SP2 Q1 1’50.804
12 20 日浦大治朗 Honda Suzuka Racing Team ホンダCBR1000RR SP2 Q1 1’51.057
13 25 生形秀之 エスパルスドリームレーシング・IAI スズキGSX-R1000 Q1 1’51.381
14 35 近藤湧也 JOYNET GBSレーシングYAMAHA ヤマハYZF-R1 Q1 1’51.525
15 31 津田一磨 Team Baby Face ヤマハYZF-R1 Q1 1’51.537
16 8 山口辰也 Team SuP Dream Honda ホンダCBR1000RR SP2 Q1 1’51.598
17 14 中冨伸一 HiTMAN RCKOSHIEN YAMAHA ヤマハYZF-R1 Q1 1’52.132
18 634 名越哲平 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda ホンダCBR1000RR SP2 Q1 1’52.379
19 46 星野知也 TONE RT SYNCEDGE4413 BMW S1000RR Q1 1’52.383
20 15 松﨑克哉 Kawasaki Team GREEN カワサキZX-10RR Q1 1’52.758
21 70 清末尚樹 チーム阪神ライディングスクール カワサキZX-10RR Q1 1’53.605
22 34 岡村光矩 KRP三陽工業&RS-ITOH カワサキZX-10RR Q1 1’53.691
23 54 ブライアン・キム TWO WHEEL KOREA SUPPLY スズキGSX-R1000R Q1 1’54.163
24 22 児玉勇太 Team Kodama ヤマハYZF-R1 Q1 1’54.371
25 37 須貝義行 チームスガイレーシングジャパン アプリリアRSV4 RF Q1 1’54.522
26 44 樋口耕太 H.L.O RACING スズキGSX-R1000 Q1 1’54.803
27 77 吉廣光 CLUBNEXT&MOTOBUM ホンダCBR1000RR SP2 Q1 1’55.161
28 43 中津原尚宏 ATJ Racing ホンダCBR1000RR Q1 1’55.227
29 60 木村思音 Honda 狭山レーシングチーム ホンダCBR1000RR Q1 1’55.827
30 708 山添康孝 A-Garage・PROJECT.FATE#708 スズキGSX-R1000 Q1 1’56.701
31 76 佐藤慎一郎 佐藤家レーシング&MGR スズキGSX-R1000L7 Q1 1’57.989
– 7 濱原颯道 Honda Dream RT 桜井ホンダ ホンダCBR1000RR SP2 Q1 計測できず
– 73 大貫貴彦 ロケットケロタン+ネオラグーナ ホンダCBR1000RR Q1 出走せず
