リズムを取り音と触れ合う 九十九島音楽祭始まる

 佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで18日、アルカス九十九島音楽祭が始まった。初日は演奏会やワークショップを通じ、親子連れらが音との触れ合いを楽しんだ。19日まで。入場無料。
 演奏家にホールを利用してもらい、市民には音楽への親しみや素晴らしさを感じてもらおうと、アルカスが毎年開催。2日間で約100団体計千人が出演し、吹奏楽や和楽器演奏、合唱などを披露する。
 初日はリズムなどについて学ぶワークショップに親子ら約20人が参加。タンバリンやカスタネットのほか、段ボール箱を張り合わせたドラムなどもあり、参加者はリズムを取りながら体を動かし音を鳴らした。
 市立春日小5年、宮崎雄飛君(10)は「最初は難しかったが、リズムがちゃんと取れるようになると楽しい」と話した。19日は琴や尺八が体験できるワークショップがあり、定員に空きがあれば参加できる。

段ボールでできたドラムをたたく参加者=アルカスSASEBO

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