エコな造り物、練り歩く 高森町の風鎮祭で「山引き」

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「山引き」で商店街を回る、特賞を受賞した「ティラノザウルス」=18日、高森町

 高森町の夏の風物詩、風鎮祭は最終日の18日、呼び物の「山引き」があり、昆虫や動物などを表現した造り物が町中心部を練り歩いた。

 造り物は、ざるやたわしなどの日用品を材料に使い、祭りの後は解体して家庭で再利用するのが特徴。今年は町内5地区が計10基を出品した。軽トラックの荷台に載せ、三味線や太鼓の音に合わせて商店街を約1時間かけて回った。

 審査の結果、「ティラノザウルス」を造った下町中組が特賞を受賞。ざるで皮膚感、スプーンで歯を表現し、獲物を狙う躍動的なデザインに仕上げた。

 町内の若者が演じる「にわか」のコンクールや約千発の花火大会もあり、訪れた人たちを喜ばせた。 (田上一平)