「造り物」夏の思い出に 制作に熱 「うと地蔵まつり」23日から

うと地蔵まつりに向けて、造り物を制作する箙裕治さん=宇土市

 宇土市の夏を彩る「うと地蔵まつり」が23、24日に市街地一帯で開かれる。呼び物の「造り物」展示は、19団体が32基を出品予定。出品者たちの制作作業にも熱が入っている。

 まつりは江戸時代の初代宇土藩主・細川行孝が子どもの疫病を鎮めようと、地蔵尊を祭ったことに由来。商人たちがこれに倣い、客へのもてなしに、造り物を店先に飾るようになったとされる。

 同市本町で造り物出品を続ける箙[えびら]裕治さん(60)はアニメ映画に登場するネコを模したキャラクター(全長約4メートル)を自宅ガレージで制作中。妻久美子さん(57)も協力し、段ボールの土台に、延べ900メートルのビニールひもを貼り付けて、毛並みを表現する。

 箙さんは、解体中の石橋・船場橋など市内の名所を集めた「宇土三景」も合わせて制作。「宇土を盛り上げたいと続けている。子どもたちに夏の楽しい思い出にしてほしい」と意気込んでいた。

 造り物展示は23日午後2時から本町通りなどで。同日午後8時半から打ち上げ花火、24日夜は民踊パレードやZeebraのライブなどがある。市商工観光課TEL0964(22)1111。(西國祥太)

(2018年8月19日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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