アンフィールドを無敵化せよ! リヴァプールが今季プレミアを制覇するために必要な”3つ”の最低条件

プレミア制覇目指すリヴァプール photo/Getty Images

今夏リヴァプールは豪華な補強をおこなったとはいえ、それでもプレミアリーグの優勝候補はマンチェスター・シティで変わりない。昨季リーグ戦で驚異の勝ち点100獲得を達成したことを考えると、マンCを上回るのはかなり難しいように思える。リヴァプールも補強のおかげで2番人気の位置につけているのだが、英『Daily Mail』はリヴァプールがリーグ制覇するために抑えておくべき条件がいくつかあるとリストアップしている。

まず1つは新戦力がきっちりと仕事をすることだ。特にナビ・ケイタは冬に退団したフィリペ・コウチーニョの穴を埋めることが期待される。攻守両面のハードワークだけでなく、得点でもチームに貢献する必要があるだろう。前線の3トップだけでなく、中盤の選手がどれだけ得点を稼げるかがポイントだ。

2つ目はモハメド・サラーが昨季に続いて爆発すること。昨季はサラーがリーグ戦で32得点を奪って4位に入っている。4位から優勝へステップアップするにはサラーが変わらず得点を量産するしかない。サラーの得点ペースが止まってしまえば一気にスケールダウンとなるだろう。

最後はアンフィールドの無敵化だ。とにかくこれが絶対の条件になる。昨季リヴァプールは本拠地アンフィールドでサウサンプトン、ウェストハム、ボーンマスと引き分けたり、スウォンジーとクリスタル・パレスに敗れるなど勝ち点をいくつか取りこぼしている。アンフィールドで格下相手に勝ち点を落とすのは許されず、マンCについていくにはアンフィールドだけでも無敵モードになっておかなければならない。今季はアンフィールドでの開幕戦でウェストハムを4-0と一蹴している。ホームのサポーターの声援を力に変え、これを継続しないことにはリーグ制覇はあり得ない。

昨季リヴァプールとマンCの勝ち点差は25もあった。これを一気に詰められるのか、これら3つの条件を果たして初めて可能性が見えてくる。

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