J初ゴールが遠い…… トーレス、デビューから7戦不発も「前回より今回のほうが良かった」

なかなか初ゴールを挙げることができないトーレス。ただ、手応えはありか photo/Getty Images

Jリーグでの初ゴールが遠いサガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスだが、試合を重ねるにつれて手応えは感じているようだ。

19日に行われた明治安田生命J1リーグ第23節で、名古屋グランパスのホームへ乗り込んだ鳥栖。トーレスはこの試合でもスタメンに名を連ねると、1点ビハインドで迎えた28分、金崎夢生のパスからエリア内で決定機を迎えるが、ダイレクトで放ったシュートはクロスバーの上へ。その後、最後まで奮闘するもゴールネットを揺らすことはできず、チームも名古屋に2点の追加点を許し、0-3の完敗を喫している。

試合後、インタビューに応じたトーレスは「チームで良いプレイはあった。(金崎)夢生も良いアシストをくれて、自分のシュートはハーフボールだったので非常に残念だった。でも、前回の試合より今回のほうがチャンスを作って、ゴールはできなかったことは残念だが、今回の前半のほうがプレイは良かったと思う」と試合を振り返った。Jリーグの公式サイトが伝えている。

さらに、金崎とのコンビネーションについて聞かれると「最近の試合ではチャンスをあまり作れなかったが、今日の前半はチャンスをたくさん作れた。ゴールを決められなかったのは残念だけど、今日も良いところはいっぱいあったから、それを見て、また次の試合から頑張たい」とコメント。指揮官のマッシモ・フィッカデンティ監督も「2人の連携は徐々に良くなっている」と話している。

Jリーグデビューから7戦不発と、初ゴールが遠いトーレス。次こそ待望のゴールを挙げることができるのか。鳥栖は次節、26日にガンバ大阪とホームで対戦予定となっている。また、22日のミッドウィークには、天皇杯4回戦のヴィッセル神戸戦を控えており、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとの夢の対決が実現するかもしれない。

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