やはりロナウド退団の代償は大きい!? レアル、開幕戦で生まれた不名誉な記録

ロナウドが抜けた新生レアル。結果を残し、今季の注目度を上げたい photo/Getty Images

やはりレアル・マドリードにとって絶対的エースを失った代償は大きのか。19日に行われた開幕戦で、現在チャンピオンズリーグ3連覇中のチームとは思えないような不名誉な記録が生まれてしまった。

これまでゴールを量産してきた絶対的エース、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが今夏の移籍市場でユヴェントスへ移籍し、代役として狙っていたチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールの獲得に失敗。先日のUEFAスーパー杯にも敗れ、レアルは不安を残したまま新シーズンの開幕を迎えた。だが、日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェをホームへ迎え入れると、新エースとして活躍が期待されるガレス・ベイルのゴールなどでスコアを2-0とし、白星発進を決めて見せた。

しかし、近年に比べて今季のチームの注目度は、かなり低いようだ。スペイン紙『as』などによると、開幕戦にも関わらずヘタフェ戦で、過去9年間で最低のホーム入場者数「4万8446人」を記録。2009年5月に行われたマジョルカ戦(ロナウドがレアルに加入する前最後のホーム戦)の「4万4270人」以来の数字とのことだ。開幕戦前日の時点で、6900枚のチケットが余っていたという。

レアルは昨季、ホーム開幕戦(対バレンシア)では「6万5107人」のサポーターがサンティアゴ・ベルナベウへ足を運んでおり、最低入場者数も「5万5106人」だった。昨季の平均入場者数も「6万6847人」となっていたので、今季開幕戦では大幅に減少しているのがみてとれる。今季も結果を残せば自ずと入場者数は増えていきそうだが、はたして。選手たちはホームの入場者数を増やすことができるのか。

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