ローマは19日、セリエAの開幕節でトリノと対戦し、試合終了間際の劇的ゴールで1-0の勝利を収めた。決勝ゴールを決めたボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが、喜びを語っている。
トリノの本拠地で行われたこの一戦。両チームともにゴールを挙げることができず、ただただ時間だけが過ぎていく。このまま試合終了のホイッスルを迎えると思われたが、この試合でスタメンに名を連ねたエースのジェコが89分に魅せた。今夏の移籍市場でローマへ加入し、この一戦で途中出場を果たしたオランダ代表FWジェスティン・クライファートがスピードに乗ったドリブルで右サイドの最深部まで侵入しクロス。ファーサイドへ走り込んだジェコはバックステップを踏みながら左足のダイレクトボレーで合わせ、巧みに逆サイドネットへ突き刺した。
試合後、伊『sky sport』のインタビューに応じたジェコは「トリノとここで対戦するときはいつもそうだが、難しい試合だったよ。しかし、僕らは全員一丸となって戦った」と試合を振り返った上で、得点について「僕のキャリアにおいて、トップ3に入るゴールだったと思う。昨季も(チェルシー戦で)大差ないような素晴らしいゴールを1つ決めた。多分あれの方がよかったかもしれないが、今回の方がより重要なゴールだった」と述べている。
・トリノ戦のゴール
・昨季のチェルシー戦のゴール(2:26〜)
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