第21週の週間MVPはカステヤーノスとアクーニャJr.

日本時間8月21日、2018年レギュラーシーズン第21週(現地時間8月13日~8月19日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはニコラス・カステヤーノス(タイガース)、ナショナル・リーグはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が選出された。

カステヤーノスは打率.393(28打数11安打)、2本塁打、10打点、OPS1.199の好成績をマークし、メジャー6年目で初めての週間MVP選出となった。日本時間8月14日のホワイトソックス戦で二塁打2本、本塁打1本を含む5打数5安打5打点の大活躍を見せたカステヤーノスは、同17日のツインズ戦でも18号本塁打を含む2安打2打点の活躍。本塁打と打点は自己最多を記録した昨季(26本塁打・101打点)をやや下回るペースだが、打率や出塁率、OPSは自己ベストを更新する可能性があり、26歳のシーズンである今季も着実に成長を遂げている印象だ。

一方のアクーニャJr.は打率.464(28打数13安打)、4本塁打、9打点、OPS1.523と大爆発。自身初となる週間MVPに選出された。日本時間8月12日から5試合連続本塁打を記録し、史上最年少での記録達成者となったアクーニャJr.は、同時に3試合連続先頭打者アーチの快挙も達成。4試合連続を目指した同16日のマーリンズ戦ではホゼ・ウーレイナに剛速球をぶつけられるアクシデントがあったものの、大事には至らず周囲を安堵させた。同9日からの8試合で8本塁打という猛スパートもあり、今季通算成績は打率.290、19本塁打、OPS.920へと急上昇。20歳のアクーニャJr.と19歳のフアン・ソト(ナショナルズ)によるハイレベルな新人王争いには大きな注目が集まっている。

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