アスレチックスが完勝 AL西部地区首位タイに再浮上

【レンジャーズ0-9アスレチックス】@オークランド・コロシアム

ア・リーグ西部地区2位のアスレチックスは、「8番・センター」で先発出場したラモン・ラウレアーノがメジャー初本塁打を含む2本塁打5打点の大活躍を見せ、先発のマイク・ファイアーズはレンジャーズ打線を7回1安打無失点に封じる快投を披露。投打でレンジャーズを圧倒し、9対0で完勝した。この日、地区首位のアストロズがマリナーズに敗れたため、アスレチックスは再びアストロズと並ぶ地区首位タイに浮上。アストロズが直近10試合で2勝8敗と調子を落とすなか、アスレチックスは6月中旬以降の勢いを維持しており、いよいよ逆転地区優勝が現実味を帯びてきた。

アスレチックスは試合序盤からレンジャーズ先発のバートロ・コローンに襲い掛かり、2回裏にマーカス・セミエンのタイムリー二塁打とラウレアーノの1号2ランで3点を先制。3回裏にはクリス・デービスが37号ソロを放ち、6回裏にはラウレアーノの2号3ランでリードを7点に広げた。7回裏にスティーブン・ピスコッティの16号ソロ、8回裏にはマット・オルソンの内野ゴロの間にそれぞれ1点を追加し、終わってみれば9対0で完勝。ボブ・メルビン監督は「今夜はラモン(・ラウレアーノ)のおかげで球場が狭く感じたね。打線がパワーを発揮してくれたよ」と4本塁打を含む14安打9得点での完勝劇にご機嫌だった。

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