“ロナウド効果”が半端ない! セリエAデビュー戦で伊『sky』史上4番目の視聴者数を記録

セリエAデビューを果たしたロナウド。やはり注目度は半端なかった photo/Getty Images

これぞスーパースターだ。今夏の移籍市場でレアル・マドリードからユヴェントスへ電撃移籍を果たしたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのセリエAデビュー戦は、やはりもの凄い注目度だった。

18日に行われたセリエA開幕戦で、キエーヴォの本拠地へ乗り込んだユヴェントス。開始早々の3分にサミ・ケディラのゴールで先制するも、その後なかなか追加点を奪うことができず、キエーヴォに逆転を許す。しかし、75分にオウンゴールで振り出しに戻すと、後半アディショナルタイムにフェデリコ・ベルナルデスキが値千金の決勝ゴールを決め、辛くも白星発進を決めている。

この試合で早速スタメンに名を連ねたロナウドは、何度か惜しいチャンスがあったが、シュートがゴールマウスから数センチ外れたり、相手GKのセーブに阻まれたりするなど初ゴールはお預けとなった。ただ、初戦から存在感は発揮しており、チームの指揮官を務めるマッシミリアーノ・アッレグリ監督からも高評価を得ていた。

伊『Gazzetta dello Sport』などによると、この試合を放送したイタリア衛星放送『sky』の視聴率が11.9パーセントを記録し、視聴者数も233万234人だったとのこと。これは同局史上4番目に多い数字で、昨季の開幕戦より視聴者数が68パーセントも増加している。なお、これを上回る数字を記録したのは、2013年のローマ対ユヴェントス戦、2013年と2016年のイタリアダービー(ユヴェントス対インテル )だという。

ユニフォームが爆発的に売れるなど、すでに様々なところで“ロナウド効果”が発揮されていたが、こんなところにもあらわれた。開幕戦の注目度はやはり高かったが、イタリアダービーやトリノダービー、スクデットの運命を左右するようなビッグマッチでは今季、信じられないような視聴率が叩き出されるかもしれない。

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