12回アンドゥハーが決勝犠牲フライ ヤンキース4連勝

【ヤンキース2-1マーリンズ(延長12回)】@マーリンズ・パーク

ヤンキースは1対1の同点で迎えた12回表に一死満塁のチャンスを作り、ミゲル・アンドゥハーの犠牲フライで勝ち越しに成功。その裏、クローザーのアロルディス・チャップマンが左膝の不調で降板するアクシデントがあったものの、トミー・ケインリーが後続を抑え、延長12回までもつれた熱戦を締めくくった。ヤンキース先発の田中将大は6回4安打1失点の好投を見せたものの、1点リードの5回裏にオースティン・ディーンに2号同点ソロを浴び、勝利投手にはなれず。マーリンズ先発のパブロ・ロペスも6回1失点と好投したが、打線の援護に恵まれなかった。

緊急降板したチャップマンに代わって試合の最後を締めくくったケインリーは「いつも通りにやれば大丈夫だ、と自分に言い聞かせたよ」と自身の登板を振り返った。「深呼吸をして1球1球を大切に投げた。チームに勝利をもたらすために必死だったよ。結果には満足しているし、少し自信が付いた気がする」とケインリー。今季は防御率6点台と不本意なパフォーマンスが続いているが、落ち着いた投球で見事にチームを勝利に導いた。11回裏の1イニングを無失点に抑えた6番手のA.J.コールが今季4勝目(1敗)をマーク。ヤンキースは連勝を4に伸ばし、3連敗の首位・レッドソックスとのゲーム差は8に縮まった。

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