人種差別の問題をきっかけにドイツ代表引退を表明したMFメスト・エジル。残念な形での代表引退となってしまい、代表監督ヨアヒム・レーヴはエジルに代わる新たなチャンスメイカーを探さなければならなくなった。英『FourFourTwo』がプッシュしているのは、レヴァークーゼンでプレイする19歳のMFカイ・ハヴェルツだ。
ハヴェルツは19歳ながらブンデスリーガでの出場試合数が50を超えており、以前から大きな期待をかけられていたタレントだ。188cmと大柄なこともあってミヒャエル・バラック2世との呼び声もあるのだが、本人はエジルのプレイをずっと追いかけてきたようだ。同メディアも、エジルのポジションを狙うハヴェルツに注目しているのだ。
独『Spox』によると、ハヴェルツもエジルの能力に惚れ込んでいるようで、常に見てきた選手だと語っている。
「エジルに関してスポーツの観点から評価したい。彼のクオリティに疑問を抱くのは理解できないよ。彼は常に僕が大好きで追いかけてきた選手だ。エジルは非常に優れた選手で、代表でもクラブでも多くのことを成し遂げてきたからね」
今回ワールドカップで惨敗したことで、ドイツ代表では本格的に世代交代がスタートするだろう。ハヴェルツにもチャンスがやってくるはずだが、エジルの後継者として中盤を支配できるか。