MotoGPのeスポーツスポンサーにレノボが就任。高性能ゲーミングPC『Lenovo Legion』供給

 MotoGPをプロモートするドルナスポーツは、MotoGP eスポーツ・チャンピオンシップのテクニカルスポンサーとして、パソコンメーカーであるLenovo(レノボ)とパートナーシップを締結したことを発表した。

 eスポーツとは『エレクトロニック・スポーツ』の略称。コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦を競技とするスポーツで、MotoGPにおいても『MotoGP eスポーツ・チャンピオンシップ』として開催され、2018年シーズンはPlayStation4、Xbox One、パソコンといった3つのゲームプラットフォームによって行われている。

 MotoGP eスポーツ・チャンピオンシップはオンラインで年間8戦(チャレンジ8)で開催されており、8月22日現在、前半4戦が終了。9月7日に行われるセミファイナル1から後半戦4戦に突入し、セミファイナル2、そして11月にスペインのバレンシアで行われる最終戦を迎える。

 今回パートナーシップが発表されたレノボは、香港に本店を置くパソコンメーカー。今後、MotoGP eスポーツ・チャンピオンシップのライブイベントに向け、ゲーム用パソコンやモニター、アクセサリーなどを供給するという。

 また、この共同ブランドのスポンサーシップにより、同チャンピオンシップのプレイヤーは、高性能ゲーミングPC『Lenovo Legion』によりスムースで臨場感のあるプレイが可能となる。

 レノボのCEO、ジャンフランコ・ランチ氏は「eスポーツはゲーム、スポーツの両側面から急速に成長している分野のひとつで、世界中の何百人ものファンを魅了している。このMotoGP eスポーツ・チャンピオンシップのスポンサーとなることは、MotoGPのテクニカルパートナーシップからの自然なステップだ」と語った。

 一方、ドルナスポーツのマネージング・ディレクターであるパウ・セラカンタ氏は「レノボがMotoGP eスポーツ・チャンピオンシップの一部になることは喜ばしいことだ」と今回のパートナーシップについてコメントしている。

「Lenovo LegionというゲーミングPCブランドは、洗練され力強いパフォーマンスを示している。世界の上位ゲーマーたちの一部はセミファイナルや最終戦において、Lenovo Legionでプレイすることができる。このパートナーシップにより、MotoGP eスポーツ・チャンピオンシップは将来的な成功を収めるだろう」

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