C・ロナウド、ディバラ、マンジュキッチも 超豪華ユヴェントスのベストイレブンはどれ?

ユヴェントスに加わったクリスティアーノ・ロナウド photo/Getty Images

今夏クリスティアーノ・ロナウドを加えたユヴェントスで気になるのが、チームのベストイレブンはどの形なのかということだ。ロナウドの他にもユヴェントスは今夏MFエムレ・チャンを獲得しており、中盤から最終ラインにかけて豪華な選手が揃っているのだ。これをどうチームとして機能させるのか、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリが解決すべきミッションだ。

伊『Calciomercato』は激しい争いになると伝えているが、まず中盤の顔ぶれを見てみよう。開幕節のキエーヴォ戦ではミラレム・ピアニッチとサミ・ケディラがボランチの位置で先発したが、今夏獲得したチャンに加えてフランス代表の一員としてロシアワールドカップ制覇に貢献したブレーズ・マテュイディがいる。マテュイディのアップダウンも活かすなら、中盤を3枚にした[4-3-3]がベストなのかもしれない。

しかし、そのシステムにしてしまうと前線で使える駒が減ってしまう。最前線にクリスティアーノ・ロナウドを配するのは決定事項なので、あとはパウロ・ディバラ、ファン・クアドラード、ドウグラス・コスタ、マリオ・マンジュキッチ、さらにはキエーヴォ戦で劇的な決勝点を記録したフェデリコ・ベルナルデスキをどう組み込むのか。これらアタッカー陣を多くピッチに立たせるのであれば、[4-2-3-1]が妥当な形だろう。しかし、そうなれば中盤の枚数は余ってくる。

同メディアの意見は、[4-2-3-1]がベストとなっている。最前線はロナウド、2列目は右にドウグラス・コスタ、左にマンジュキッチ、トップ下にディバラ、ボランチはピアニッチとチャンだ。クアドラードはあくまでスーパーサブの扱いとなり、ベルナルデスキにとっては苦しいことになるかもしれない。中盤ではケディラ、マテュイディの名前が入っていないことになり、こちらもアッレグリがどうコントロールしてくるのか。

マンジュキッチとロナウドに関しては共存可能と同メディアは考えており、互いに左サイドと中央でポジションチェンジしていくこともできる。マンジュキッチは守備面でもハードワークの光る選手で、アッレグリにとっても貴重だ。ドウグラス・コスタもその突破力から外すことは難しいとの意見だが、アッレグリはいつベストイレブンを見つけてくるのか。

© 株式会社FACTORIES