冷却スプレー引火にご注意! ライター着火で爆発の可能性

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車内に噴射して、熱気を素早く冷ます冷却スプレー=熊本市東区

 自動車内にこもった熱気を素早く冷ます「冷却(コールド)スプレー」のガスに、ライターの火が引火したとみられる車両火災が12日、熊本市内で発生。4歳の子どもを含む家族3人がのどにやけどを負って救急搬送された。可燃性ガスの使用には十分な注意が必要だ。

 冷却スプレーの多くは、可燃性のLPG(液化石油ガス)が使用されている。市消防局は「密閉空間の車内に可燃性ガスの冷却スプレーを噴射し、ガスに引火すると爆発的に燃える恐れがある」と警鐘を鳴らす。

 2006年に埼玉県では、高校のバスケットボール部の部室で、男子生徒5人が体を冷やすために冷却スプレーを使用した後、ライターを着火したため、爆発する事故も発生。生徒5人が顔などをやけどして重傷を負った。

 日本自動車連盟(JAF)熊本支部は「車内で冷却スプレーを噴射した後は、絶対に火を使ってはいけない」と指摘する。

 冷却スプレー以外にも、消臭剤や整髪料など可燃性ガスを使用しているスプレーは多く、「火気厳禁」など使用上の注意書きの確認が必要という。また40度以上の高温になる車内に、こうしたスプレー缶を放置しておくのも禁物。爆発する恐れもあり、極めて危険だ。(宮崎翼)

(2018年8月23日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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