学生向け鋼橋模型コンペ、来月大阪で開催=鉄連後援 20チームが参加表明

 工学系の学生らが鋼製橋梁の模型製作で競う「ジャパンスチールブリッジコンペティション(JSBC)2018」(主催・JSBC実行委員会、同運営委員会、後援・日本鉄鋼連盟、日本橋梁建設協会ほか)が、9月11~12日の2日間の日程で大阪府寝屋川市の摂南大寝屋川キャンパスで開かれる。

 学生自身が橋梁の設計や製作、架設を手掛けることで、ものづくりの楽しさを経験してもらい、問題解決能力や協調性を養うのが狙い。2009年のプレ大会以降、毎年実施している。

 今月2日の締め切り時点で、昨年総合1位の鳥取大や共催の摂南大、室蘭工業大、名古屋工業大、九州大など17大学と熊本高等専門学校から計20チームが参加を表明。参加チームは鋼材のサイズや載荷条件などを定めたルールブックに沿って、事前に設計や、溶接、切断などで部材を製作する。当日は40分で組み上げ、「架設」「美観」「載荷」「総合」の4部門で評価される。

 最新情報はJSBC2018の公式ホームページ(http://bricom.jp)で公開している。

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