伊藤忠丸紅鉄鋼、東京本社で「子どもキャリアデー」

 伊藤忠丸紅鉄鋼は22日、東京本社に勤務する社員の子どもを対象に「MISI子どもキャリアデー」を開催した。社員の子どもが会社・仕事・働く親への理解を深めることにより「家族の絆・家族のサポートを強化して、ワークライフバランスをさらに拡充することを目的」(同)とした企画。今年で6回目の開催。小学生を対象とし、今年は10人の子どもが参加した。

 9時15分までに親子で出社し、まずは兼田智仁社長の挨拶を聞いてスタート。「たくさんの社員がいて、いろいろな仕事をし、それぞれの役割を果たしながら会社として大きな仕事をしています。今日は社内を歩いて、知りたいことを社員の人にどんどん聞いてもらって結構です。帰りにはお父さんやお母さんと、鉄の話や仕事についての話をしてみてください」などとユーモアを交えて語りかけた。

 その後参加者は、会社概要の説明などを受けた後、オフィス見学や本社が入居するコレド日本橋ビルの見学などを行った。

 午後は親の職場訪問のほか、海外店(ベトナム・オーストラリア)とのテレビ会議、針金細工(モールアート作り)などを体験した。

 同社では、社員のモチベーション、パフォーマンスの維持・向上に向けて、社員が公私ともに充実した生活を送れるようなワークライフバランス(仕事と生活の調和)を推進している。

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