武藤とロンドンの得点早く! 退団組が結果出す現状にニューカッスルサポーター不満

ニューカッスルでプレイする武藤 photo/Getty Images

今夏のニューカッスルは前線の顔ぶれが大きく変わり、マインツから日本代表FW武藤嘉紀、WBAからFWサロモン・ロンドンが加わった。その一方でアレクサンドル・ミトロビッチがフラムに完全移籍し、ドワイト・ゲイルがWBAにレンタル移籍。昨季のニューカッスルは得点力が不足していただけに、サポーターは新たな攻撃ユニットに期待をかけているのだ。

しかし、まだロンドンと武藤は満足な出番が与えられていない。指揮官ラファエル・ベニテスは開幕2試合でホセル、アヨゼ・ペレスの2人を前線で起用し、武藤とロンドンはベンチからのスタートだった。加入間もないことを考えれば仕方がないが、一部のサポーターは早くも不満を募らせているようだ。退団したミトロビッチとゲイルが新天地で結果を出しているからだ。

ミトロビッチは第2節のトッテナム戦で得点を記録し、プレミア・チャンピオンシップ(2部)に降格しているWBAではゲイルが7-1と大勝したQPR戦で得点を記録している。英『HITC』はサポーターがニューカッスルの補強策に疑問を抱いていることを伝えており、早い段階でロンドンら前線の選手に結果を出してほしいと考えているようだ。

「ミトロビッチとゲイルを戻してくれ」

「ゲイルとロンドンのトレードは皮肉な結果だ。ゲイルは得点を決め、ロンドンはプレイしていない」

「ゲイルとミトロは得点を決めたが、ニューカッスルはカーディフのゴールに迫ってすらいない」

カーディフ戦では途中出場した武藤も奮闘したが、退場者を出してしまったこともあって苦しいゲームになってしまった。ここからはチェルシー、マンチェスター・シティ、アーセナルと厳しい戦いが続くが、ここでロンドンや武藤をはじめとするアタッカー陣が得点を奪えなければサポーターの不満も爆発するだろう。

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