アストロズが17安打で打撃戦を制し再び単独地区首位に

【アストロズ10-7マリナーズ】@セーフコ・フィールド

アスレチックスと並んでア・リーグ西部地区の首位に立つアストロズは17安打10得点の猛攻でマリナーズとの打撃戦を制し、敵地でのマリナーズ3連戦に2勝1敗で勝ち越し。レンジャーズに敗れたアスレチックスに1ゲーム差をつけて再び単独首位に浮上した。2回までに3点を先行したアストロズは、4回表にマーティン・マルドナードのタイムリー二塁打など4本のタイムリーとカルロス・コレアの犠牲フライで大量5点を追加。その後、マリナーズの反撃に遭い、一時は2点差まで詰め寄られたものの、9回表にタイラー・ホワイトの8号ソロで突き放し、10対7で逃げ切った。アストロズ先発のチャーリー・モートンは6回途中6失点ながら今季13勝目(3敗)をマーク。マリナーズは先発のマルコ・ゴンザレスの乱調(4回途中8失点)が痛かった。

アストロズは3番のコレアこそ4打数ノーヒットに終わったものの、ホワイト、マルドナード、トニー・ケンプの3人が3安打を放ち、アレックス・ブレグマン、ホゼ・アルトゥーベ、ユリ・グリエルの3人もマルチヒットを記録。上位から下位まで穴のない打線でマリナーズ投手陣を攻略し、打撃戦を制した。A.J.ヒンチ監督は「打線全員がチームに貢献してくれた」と打線の働きぶりを絶賛。8番のマルドナードが8号ソロを含む3安打3打点、9番のケンプが3安打1打点をマークしたことに言及し、「今日は下位打線が信じられないくらいの活躍ぶりだったね」と下位打線の活躍を勝因に挙げた。

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