試合後半に打線が機能 マーリンズがヤンキース撃破

【ヤンキース3-9マーリンズ】@マーリンズ・パーク

マーリンズは先発のトレバー・リチャーズがヤンキースに2点を先制されたものの、6回裏に打線が爆発。一死二、三塁のチャンスでオースティン・ディーンが同点タイムリーを放つと、続くミゲル・ロハスが10号逆転3ラン、さらに一死一塁からヤディエル・リベラがタイムリー二塁打を放ち、一挙5得点のビッグイニングで逆転に成功した。その後もJTリドルの8号2ランやスターリン・カストロのタイムリーなどで追加点を奪い、終わってみれば9対3で快勝。ヤンキースは好投を続けていたランス・リンが6回裏に突如崩れ、ナ・リーグ東部地区最下位のマーリンズ相手に手痛い敗戦を喫した。

ロハスは左足首の打撲により日本時間8月14日以降、先発出場していなかった。その間、代打で5度出場したものの、守備に就く機会はなく、母・ノルマが見守るなかで久々の先発出場。「シーズンは残り少なくなってきているから、早くスタメンに戻りたかったんだ。打撃面で成長したシーズンを過ごすことができているし、チームの助けになりたいからね」と気合い十分で臨んだ一戦で、逆転ホームランという最高の結果を出してみせた。母が観戦に訪れていたことについては「家族の前でプレイするのはいつだって楽しいよ」と語り、「家族の前で活躍できるのは本当に特別なことだ」と活躍する姿を見せられたことを喜んでいた。

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