カブスが11安打8得点で逆転勝利 レスター今季14勝目

【カブス8-2タイガース】@コメリカ・パーク

ダニエル・マーフィーを加えたカブス打線が11安打8得点と機能し、8対2でタイガースに逆転勝利。いずれも勝利した2位カージナルス、3位ブリュワーズとのゲーム差をキープした。カブスは1点ビハインドの5回表にデービッド・ボーティの4号2ランとマーフィーのタイムリーで逆転に成功し、6回表にはウィルソン・コントレラスのタイムリーで4点目。2点差に迫られた直後の9回表にはハビアー・バイエズとアンソニー・リゾーに2者連続アーチが飛び出し、一気に試合を決めた。新天地デビューのマーフィーは2安打1打点の活躍。先発のジョン・レスターは6回途中100球1失点の力投で今季14勝目(5敗)をマークした。

9回表に26号3ランを放ったバイエズは「俺たちは自分たちの打線がどんなに強力かを知っている。焦ることなくシンプルなことをしっかりやっていけば、点を取ることはできるんだ」と自軍の打線への自信を口にした。クリス・ブライアントとアディソン・ラッセルが故障で戦列を離れているものの、好打者・マーフィーを加えた打線の破壊力はリーグトップクラス。上位から下位まで、どこからでも点が取れる打線は他球団の脅威となっている。ブライアントの代役として三塁に入っている新人・ボーティも打率.283・4本塁打・OPS.851と奮闘中。各選手が普段通りのプレイを続けていれば、簡単に地区首位の座を明け渡すことはなさそうだ。

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