MotoGP:リンス、シルバーストンの新しい路面は「グリップと耐久性」に異なるフィードバックがあるかもしれない

 MotoGP第12戦イギリスGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスとアンドレア・イアンノーネが意気込みを語った。

■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング10位)

 前戦オーストリアGPではセカンドグループを走りながら、終盤にタイヤの消耗により8位でゴールとなったリンス。レース終盤でのペースを維持することが課題となっている。

 スズキGSX-RRと相性のいいシルバーストンで今シーズン3度目の表彰台をねらう。MotoGPクラス1年目の昨年のイギリスGPでは9位に入賞。Moto3時代の2014年には優勝、Moto2時代の2015年には2位表彰台を獲得している。

「シルバーストンに臨むことはとてもエキサイティングだ。コースレイアウトは好きだし、これまでのレースではいい思い出がある」

「コースは僕たちのマシンにとても適しているし、オーストリアでのレースでのパフォーマンス向上は僕にいい希望を与えている。ウイークの始まりから積極的に仕事をしなければならない」

「予選に向けて準備を進め、レースに向けて準備を進めていく必要がある。新しい路面はグリップと耐久性に関して、少し異なるフィードバックがあるかもしれない」

■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング9位)

 ここ数戦は決勝中のコースオフなど、ややツキに見放され、表彰台争いに加わることができずにいるイアンノーネ。シルバーストンのMotoGPクラスでは2015年の8位がベスト、2016年、2017年とリタイアに終わっている。

 スズキGSX-RRにとってシルバーストンは2016年に復帰後初優勝を飾ったコースだけに活躍に期待がかかる。

「これまでの結果からシルバーストンはスズキのバイクに合っていると思うので、いい仕事をして、よい結果を得ることができると考えている」

「ポジティブなフィーリングでレースに臨み、すばらしいパフォーマンスの後、笑顔でイギリスを後にしたいと思う」

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