ラゾーナ川崎で食販ゾーン改装 11月末開業、30新店舗

 川崎駅西口のショッピングセンター「ラゾーナ川崎プラザ」(川崎市幸区)1階の食物販ゾーン「グラン・フード」は全面改装を行い、11月29日に新規の30店を含む85店舗がオープンする。運営する三井不動産が進めている大規模リニューアルが完結する。

 新規の30店のうち約6割が県内や川崎エリアで初出店となる。洋菓子の世界大会で受賞歴がある辻口博啓さんの豆スイーツブランド「フェーヴ」やチョコレート菓子「キットカット」の特別版を販売するキットカットショコラトリー、キャラメルゴーストハウス、マネケンなどが出店する。

 改装工事のため、グラン・フードは今月27日から一時休業する(ゴディバなど6店舗は営業継続、ガトーフェスタハラダは2階で暫定営業)。

 ラゾーナ川崎プラザは2006年にオープン。幅広い世代から人気で、川崎駅周辺の人の流れに変化をもたらした。店舗面積は約7万9千平方メートルで、17年度の売上高は946億円。大規模リニューアルは12年以来といい、三井不動産の広報担当者は「引き続き地域に愛され、川崎の活性化に貢献していきたい」としている。

ラゾーナ川崎プラザのグラン・フード改装の完成イメージ

© 株式会社神奈川新聞社