UEFA、今季CLでの“VAR導入”を本格検討

欧州の複数のリーグでVARが導入されている photo/Getty Images

欧州サッカー連盟(UEFA)が、UEFAチャンピオンズリーグにおけるVAR(ビデオアシスタントレフェリー制度)導入を本格的に検討しているようだ。

英『sky SPORTS』によると、同連盟は今季のチャンピオンズリーグよりVARを導入することを検討。ビデオ判定実施に必要な人員が不足しているなどの現状をふまえ、1日あたりの試合数が少ない準々決勝以降にVARを導入する方向で調整を進めているようだ。なお、来週にモナコで行われる大会実施委員会で本件が提言され、来月末の常任理事会で最終決定が下される予定であることが、英『THE TIMES』で伝えられている。

昨季の同大会グループステージ(ドルトムント対レアル・マドリード)では自陣ペナルティエリア内にいたセルヒオ・ラモス(レアル)の手に相手のシュートが当たったものの、ドルトムントにPKは与えられず。物議を醸す判定が相次いでいる同大会だが、このままVAR導入の運びとなるのだろうか。

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