西武・菊池が語る高校時代の思い出… 肋骨を折りながら「一つでも多く…」

西武・菊池雄星【写真:荒川祐史】

154キロの直球をマークするなど大会No1左腕として注目を浴びた

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は大阪桐蔭が史上初となる2度目の春夏連覇の偉業を達成し幕を閉じた。パ・リーグTVは「日本プロ野球選手会から高校球児へ応援メッセージ」と題しパ選手たちの動画を公開。花巻東高校出身の西武・菊池雄星が最後の夏を語っている。

 花巻東のユニホームを着用し、帽子をかぶり、懐かしの姿で思い出を語る菊池。高校時代には今村(現広島)、今宮(現ソフトバンク)、堂林(現広島)らと対戦したことが印象に残っているようで、「プロでやっているメンバーと戦えたのは鮮明に覚えています」と振り返っている。

「夏の甲子園はケガをしてしまったのですが、チーム一つとなって一つでも多く勝とうという思いで毎試合やっていました」。

 2009年夏の甲子園では準決勝で中京大中京に1-11で大敗。自己最速の154キロを記録するなど大会No1左腕として注目を浴びた菊池だが、大会中に肋骨を骨折するアクシデントに見舞われる。この試合は4回途中からリリーフ登板するも2本の長打を打たれ、わずか11球でマウンドを降りることになった。(Full-Count編集部)

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