ボイドが6回無失点の好投で今季8勝目 タイガース快勝

【ホワイトソックス2-7タイガース】@コメリカ・パーク

タイガースは先発のマシュー・ボイドが6回無失点と好投し、打線も3本塁打を含む10安打7得点で援護。投打がしっかり噛み合い、本拠地でのホワイトソックス4連戦の初戦を制した。4回裏にロニー・ロドリゲスのタイムリー二塁打などで2点を先制したタイガースは、6回裏にニコラス・カステヤーノスの19号ソロ、マイキー・マートゥックの3号ソロ、ロドリゲスのメジャー初本塁打となる1号ソロと3本塁打が飛び出して3点を追加(マートゥックとロドリゲスは2者連発)。7回裏にはジム・アドゥシのタイムリー二塁打でリードを7点に広げ、勝利を確実なものとした。好投のボイドは今季8勝目(11敗)をマーク。ホワイトソックスは先発のジェームス・シールズが7回途中7失点と打ち込まれ、今季15敗目(5勝)を喫した。

タイガースのロン・ガーデンハイアー監督はホワイトソックス先発のシールズについて「彼はタフな投手だし、打ち崩すのが難しい男だ」と語り、「今日は彼を攻略できたね」とシールズを攻略しての快勝を喜んだ。ミゲル・カブレラが故障離脱中で、ビクトル・マルティネスも欠場したため、カステヤーノスら一部の選手を除いてほとんど実績のない選手ばかりが並ぶマイナーチームのような打線で臨んだ一戦だったが、3~6番に入ったカステヤーノス、アドゥシ、マートゥック、ロドリゲスがいずれもマルチヒットを記録する活躍。この4人でチーム7得点のうち6点を叩き出した。特にロドリゲスはメジャー通算4本目の二塁打とメジャー初本塁打を放つなど長打力を発揮。今季AAA級で打率.338・OPS.923をマークした打撃力の片鱗を見せつけた。

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