障害者に挑戦させて 寝たきり芸人「あそどっぐ」さん講演

自らの経験を踏まえて講演する「あそどっぐ」さん=合志市

 合志市の寝たきり芸人「あそどっぐ」(本名・阿曽太一)さん(39)が20日、合志市の黒石原支援学校で講演し、障害者が挑戦できる環境づくりの大切さを教職員約70人に訴えた。

 あそどっぐさんは筋肉が萎縮し、動かなくなる難病の脊髄性筋萎縮症。寝たきり生活の「あるあるネタ」では大型のカードを使って次々と自己紹介しようとし、「(カードを)めくれない」と話すと笑いが起こった。

 その後は「大人は障害のある人に失敗を経験させようとしない」「厳しい言葉をかけてくれる人は少ない」と指摘。松元麗教諭(45)は「子どもの行動を無意識のうちに制限している現状に気付かされた」と話した。

 講演会は、県肢体不自由児協会が違った角度から障害を知ってもらおうと、教職員を対象に初めて企画。今後は特別支援学校などで定期的に開くという。(小山智史)

(2018年8月24日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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